雪豹日記のバックナンバーはこちら

雪豹訪問日記<2015年10月>

今回は10月13日号を掲載 して います。
今月は、PENTAXのK-3Ⅱ、HD55-300mmレンズを利用しております。
写真をクリックすると、大きくなります。






10月13日  晴れ
東京都多摩動物公園にて
さようならシンギズ


この話を知ったのは、多摩動物公園公式のツイッターでした。
でも、理解できるまで少し時間がかかりました。
そこには、シンギズが亡くなったと書かれていたのでした。

2002年にユキヒョウについて興味を持ち、多摩動物公園に通うことになりました。
そこにいたのは、オスのユキヒョウ、シンギズだったのです。

野生だったシンギズは、キルギスで捕獲され、カザフスタンに贈られて、
当時首都だったアルマトイ(現アルマティ)の動物園で暮らしていたのですが、
日本への贈り物として、多摩にやってきたのでした。

動物園は血統管理によってペアリングを行い、血が濃くならないよう、調整を
しながら繁殖させているのですが、どうしても限界があります。
このシンギズは、野生種のため世界中の動物園から注目され、
多くの子孫を残してくれました。

カッコいいだけでなく、よく遊び(というより跳ね回り)、よく鳴いてくれたのも印象的です。
他のユキヒョウにない大きな目、他のオスより体格も大きくて、牙は削られたのか
小さかったけれど、自分はこのシンギズに一目惚れ状態だったのでした。

繁殖についても、当時の飼育係さんによると、相手の性格を理解しているのか、
メスの行動に合わせていたそうで、成功率も高かったみたいです。

それでも、シンギズの好みの子もいたそうですが、自分なりに思いなおすと、
ミユキとユキとの相性は抜群だったように思いました。
逆に、マユとの相性は、最初最悪。
完全にマユの片思いで、マユへの攻撃が強いときもあり、
ちょっと可哀想に思ってしまうほど・・・。

推定26歳・・・
野生では、ここまで生きることは到底考えられません。
他のユキヒョウと比べ長寿だったことも、驚くべきことでした。
長い間頑張ってくれたことに感謝しつつ、深く哀悼いたします。

さようなら。本当にありがとう。

///////////////////////////////////////////////////////////////////

10月10日、シンギズが亡くなった知らせを聞き、
一方的ですが10年以上お世話になったシンギズのため、
花をたむけに多摩へ向かいました。

多くの方から愛されていた事を物語るように
ユキヒョウ舎には、すでにお花や写真でいっぱいになっていました。
他のお客さんも、花に気づいて亡くなったことを知り、残念がられている
方が多くおられましたよ。

この日の小運動場は、アサヒ。
エナはカナダへ向かい、スカイは石川へ。
シンギズとマユの最後の3兄弟で多摩にいるのはアサヒになりました。
この子も立派な母親になってほしいですね。



大運動場には、アサヒのお姉さん、ミルチャがおりました。
最初は岩場の上で休んでいるだけでした。時々↓中のように、
ふてぶてしい表情を見せるのですが、それもカワイイのですよね。


その後、ゆっくり歩き始めて様子を伺うミルチャ。
何度か地面と岩場を登ったり下りたりして、遊んでくれるかな?と期待するようになりました。

カキカキしている様子から、ふとこちらを見た時の顔つきが、
マユそっくりに思えて仕方ありません。



日陰の水飲み場近くに落ちていた竹をかじったり、その上に寝たり、
行動範囲が広くなってきました。遊ぶ時間がやってきたように思います。


ふと、枝を掴もうとして、少し立ち上がる仕草を見せました。
大抵、この動きになると大きくジャンプするのですが、その通りでした。
ポロリと枝を落とし、失敗をごまかすのか、突然ジャンプするミルチャ。


そして、猛ダッシュ。ぜったいごまかしている(笑) 

↓は、もう一度同じことをやっていたので、今度は縦位置で撮影。



一応、連写しているのですが、突然飛ぶ瞬間は毎回驚きます。
しかも変な顔で写ったので、載せようか悩みましたが、結局載せました(笑)
この仕草は、よくシンギズもやっていました。
ミルチャの性格は、シンギズっぽいかもしれませんね。

K-3Ⅱになって、流し撮りが楽になりました。今までどうしてもぶれてしまった原因は
手ぶれ補正が動きに対して合わせてくれなかった事みたい。
このカメラになって、赤パンダの撮影も補正不要になりました。
動物園での撮影が、ものすごく楽になった感じです。

それにしても、この子は誰なんだろう。かわいかったな!












TOPへ

雪豹日記のバックナンバーはこちらへ

Written by G-Z